事例紹介 先進の導入事例とモデル事例

リコー 様

リコーグループの成長を支えるリモートアクセスサービス

RICOH

株式会社リコーおよびその国内グループ各社は、1998年の導入時から現在にいたるまで、MINDの高品質なリモートアクセスサービスを一貫して活用し、業務の効率化、高度化に役立てています。MINDはネットワークソリューションプロバイダーとして、ビジネス環境、社会環境の変化やモバイル技術の進化などに応える数々のソリューションの提供によって、リコーグループにおけるモバイル環境の利活用の発展に貢献しています。

全体概要

導入期から発展期、成熟期へ---進化し続けるリコーのリモートアクセス環境

1.国内11,000名が利用する大規模リモートアクセス
リコーグループは、複写機やプリンターなどの情報機器から、画像ソリューション、ネットワークソリューションまで多彩な事業をグローバルに展開しています。全世界で約11万人の従業員のうち、日本国内にいるのは、41,000名。その1/4に当たる約11,000人が現在、MINDのリモートアクセスサービスを利用しています。これは国内のリモートアクセス環境の中でも最大規模のものです。
2.12年以上にわたる長期間のサービス提供
リコーグループが、MINDのサービスによってリモートアクセスのしくみを統一したのは、1998年です。それ以後、10年以上にわたって一貫してMINDサービスを活用し続けています。この長期にわたる利用期間は、導入期、拡張期、成熟期の3つの期間に分けられます。各期間の利用状況については以下のページで紹介します(上のタブをクリックしてください)。

導入期

<1998年~2002年>リモートアクセス環境の統一によって、利用者と活用法が拡大しました。

<課題>グループ内のリモートアクセス環境の統一

統一したリモートアクセスの仕組みがなく、部署ごとに必要に応じてリモートアクセス手段を用意していたため、ネットワークセキュリティーに課題がありました。セキュリティー向上と管理の一元化のために、リモートアクセスの環境の統一とそのためのしくみを提供できるソリューションプロバイダーが求められました。

<業者選定>アクセス手段、コストパフォーマンスでMINDを選択

選定理由(1)抜群のコストパフォーマンス
グループ各社が利用する大規模システムにおいては、運用コストの低減が大きな課題となります。MINDの提案は、運用時のコストパフォーマンスの高さにおいて、競合他社を凌駕するものでした。
選定理由(2)アクセス手段の多様性
グループ内の利用者は様々な環境から社内システムにアクセスします。このため、ダイヤルアップからインターネットVPNまでその場の状況に合ったアクセス手段を使い分けられるMINDサービスが、高く評価されました。
  • <MINDの提供サービス>
  • ●ダイヤルアップアクセス
  • ●SecureID認証(ワンタイムパスワード)

<成果>リモートアクセス環境の利用者、活用法の拡大

1.部門管理者の負荷を削減
部門個別のリモートアクセス環境で問題となっていたシステム管理者の負荷を大幅に軽減。24時間365日提供されるMINDのサポートサービスによって、夜間の障害時でも自宅に居ながら対応できるようになりました。
2.海外出張の必須アイテムに
多彩なアクセス手段が使えるMINDのサービスは、通信環境の地域差が大きい海外でもアクセスできるため、海外出張者にとっての必須アイテムになりました。
3.営業スタイルを一新
グループ企業では、営業マンがお客様先にPCを持ち込み、社内の商品情報にリモートアクセスしながらプレゼンテーションするようになりました。リモートアクセス環境は、リコーグループの営業スタイルも大きく変えたのです。

拡張期

<2003年~2005年>急速な利用拡大と情報漏洩リスクに対応して、高速化・セキュア化を図りました。

<課題>利用量増大への対応、Winny問題への対応

1.利用者急増への対応
この時期、顧客企業に対するサポートサービスを提供するグループ企業が、リコーのリモートアクセスシステムに参加しました。機器修理などの際にお客様先から社内の保守マニュアルを参照するカスタマーエンジニアが加わったことで利用者数が一気に拡大し、通信コストも急増しました。
2.利用シーン拡大への対応
一般職に加え業務管理者も自宅や出先からワークフローの審査承認などの業務を日常的に行なうようになりました。これに伴い、従来のダイヤルアップのスピードに対する不満が高まってきました。インターネットの個人宅への普及、街中のホットスポットの増大などに対応した環境が求められました。
3.Winny問題への対応
ファイル交換ソフトWinnyをいれたPCから機密情報が流出する事件が社会的に頻発し、リコーとしても問題視しました。グループ内の利用者が拡大する中で、セキュリティーの強化もまた大きな課題でした。

<MINDのソリューション>通信速度の向上と定額化サービスの導入

1.インターネットアクセス、ブロードバンドサービスの提供
ダイヤルアップサービスに加えて、自宅やホットスポットからインターネット経由で社内情報システムにアクセスできるVPN(バーチャル・プライベート・ネットワーク)を導入しました。ブロードバンド環境を利用したアクセスも可能になり、接続スピードに対する利用者の不満も解消されました。
  • <MINDの提供サービス>
  • ●インターネットアクセス(IPsecVPN)
2.通信料金の定額化
キャリア各社の128Kパケットサービスに対応。通信料金の定額化が可能になりました。利用者の多くを占めるようになったカスタマーエンジニアのリモートアクセスを定額化することで、通信コストの大幅な削減につながりました。
  • <MINDの提供サービス>
  • ●128Kパケットサービス

<リコーの施策>Winnyチェックを義務化

モバイルで使用しているPCに対しては、Winny検査とその検査結果の報告を義務付けました。

成熟期

<2006年~>情報漏洩や増大するデータ量への対応に加え、不況下でのベンダー見直しも実施しました。

<課題>さらなる運用コスト削減とセキュリティー強化

1.増大するデータ量と通信コストへの対応
リモートアクセスのデータ量が増加の一途をたどるなか、さらなる通信コスト削減が求められていました。
2.個人情報保護法、情報漏洩リスクへの対応
2005年に個人情報保護法が施行されたことにより、個人情報のより厳正な取扱いが求められていました。

<MINDのソリューション>より柔軟で効率的な運用手段で通信コストを低減

データ圧縮や、通信方式の多様化、認証方式の管理コストの削減など、より効率的な運用手段によって、データ量と通信コストの削減を達成しました。
1.テキスト・画像データの圧縮
モバイルでの従量課金となるパケット料を押さえるために、アクセラレータを導入しました。40~70%のデータ量圧縮効果を実現することで、スループット、体感速度の向上にもつながっています。
  • <MINDの提供サービス>
  • ●アクセラレータ(データ圧縮装置)
2.通信方式の多様化
PAS/FOMA/CPA方式の導入によって、接続状況/コストに合わせ、最適な接続環境を選択できるようになりました。また、128Kbpsだったアクセス回線も最大500Kbpsまでスピードアップしました。
  • <MINDの提供サービス>
  • ●PASアクセス
  • ●FOMAアクセス
  • ●CPAアクセス
  • ●通信速度の増強
3.認証方式の管理コストの削減
カード管理に膨大な手間がかかるセキュアIDカードを廃止し、セキュアワンタイムサービスのひとつであるMATRIX認証に切り替えました。これにより、人事異動期のカード発行、買い替え交換への手間と費用を削減しました。
  • <MINDの提供サービス>
  • ●マトリックス認証

<リコーの施策>保護法に対応した運用ルールと端末の導入

PCの紛失や盗難などのリスクを防ぐため、運用ルールの見直しを行ないました。また重要情報を扱う役員向けに、ディスクレスタイプのシンクライアントPCが導入されました。

<業者選定>不況下でのベンダー見直しにおいて再度MINDを選択

2009年のリーマンショックに始まる世界不況の中で、リコーグループもドラスティックなコスト削減を迫られていました。その一環としてリモートアクセスシステムのベンダーの見直しが行われました。大規模システム受注に向けて大手ベンダーが値引き競争にしのぎを削るなか、選ばれたベンダーはやはりMINDでした。
選定理由(1)トータルコストパフォーマンス
MINDの提案は、モバイル通信キャリア間の通信料金まで踏み込んだものでした。実際の利用状況を元に通信費を試算してみたところ、表面的な固定費を値引きした他社提案を凌駕するコスト削減効果が得られることがわかりました。
選定理由(2)中国からのアクセスが容易
インターネットだけがアクセス手段の他ベンダーとは違い、MINDサービスでは同一IDでダイヤルアップ、インターネット、モバイルなど様々な通信媒体を利用できます。他国とのインターネット通信のレスポンスに課題がある中国への出張者が多いリコーにとっては、中国からでも確実につながるMINDのダイヤルアップサービスは大きなポイントでした。
選定理由(3)将来の通信環境への対応
急速に進化するモバイルコミュニケーションの分野では、新たに登場する通信サービスへの迅速な対応が欠かせません。今後登場する新サービスについて、MINDは今までと同様、迅速な対応を約束しました。

お客様の声

<お客様の声>変化を先取りするサービスに今後も期待

株式会社 リコー
IT/S本部 IT/S技術センター
ネットワークグループリーダー
安部佐知子氏

MINDには、リコーのモバイル活用の黎明期から一貫して協力していただいています。コストパフォーマンスに優れた大規模システムを構築し、高信頼の運用サポートを提供するMINDの力があったからこそ、私たちの現在のモバイルネットワークがあると思います。
しかしながら、これはゴールではありません。現在私たちは、多様化するインターネット環境や端末環境への技術対応から、各種通信サービスを利用したさらなる高速化とコスト削減の推進、さらに大規模地震やパンデミック発生時の事業継続対応まで、様々な課題にチャレンジしています。
MINDには、これらの課題解決に今後も貢献してもらいたいですね。プロフェッショナルな視点で様々な変化を先読みし、その変化を先取りする最適なサービスを提供していただけるものと期待しています。

<お客様プロフィール>リコー

1936 年の創業以来、数々の製品やサービスの提供を通じて日本企業のビジネスシーンを革新してきた総合OA機器メーカーです。画像機器から画像ソリューション、ネットワークI/Oシステム、ネットワークシステムソリューションへと事業領域を拡大するとともに、国内15拠点、海外8拠点のグローバルビジネスを展開しています。
会社名 株式会社リコー
創業 1936年(昭和11年)2月6日
本社所在地 〒104-8222 東京都中央区銀座8-13-1 リコービル
事業内容 <画像&ソリューション分野>
[画像ソリューション]
デジタル複写機、カラー複写機、印刷機、ファクシミリ、アナログ複写機、ジアゾ、スキャナ、MFP(マルチファンクションプリンター)、プリンター等機器および関連消耗品・サービス・関連ソフト等

[ネットワークシステムソリューション]
パソコン・サーバー、ネットワーク機器、ネットワーク関連ソフト、アプリケーションソフトおよびサービス・サポート等

<産業分野>
サーマルメディア、光学機器、半導体、電装ユニット、計量器等

<その他分野>
デジタルカメラ等
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